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NO.113 洗脳から解けた瞬間
2022.04.15
みえ
「最近すごいじゃん。
女の子たち3人も
すごい有名になってるし
 
 
久しぶりに会わない?」
 
LINEで連絡があり
ちょうど新宿近くにいるとのことで
喫茶店で待っていた。
 
30分後みえさんが到着した。
 
わたる
「お久しぶりです。
お元気でしたか?
 
SNSは拝見しています。
 
みなさん10人とも
友達も5000人で
イベントも結構されていたので
アムウェイ頑張れてるなと思ってました。」
 
僕はあえて
本音を言わなかった。
 
みえさんはうまくいかずに
うまくいかない理由を求めて
僕に連絡して来た。
 
彼女から悩みをはかせることに
僕は意識を集中した。
 
みえ
「わたるくんの教えてもらった通り
SNSも運営して
 
彼女達みんな
友達5000人になって
イイネやコメントも
400以上となって
 
それでみんなでアムウェイを頑張ったけど、」
 
みえさんは言葉を
詰まらせました。
 
わたる
「すごいですね。
 
もうそこまでできれば
アイドルグループですよ。
 
そんなアイドルグループを作ったみえさんはすごいです。
 
今度いろいろ教えてください。」
 
本音ではなかった。
 
友達を増やす
イイネを増やす
コメントを増やす
 
それだけでは
絶対にうまくいかない。
 
むしろ大切なのは
そこではなかった。
 
みえ
「実はSNSから
イベントを開いて
リアルで交流して
仲良くなるんだけど
 
最後の最後
アムウェイに誘うと
みんな連絡が来なくなるんだよね。
 
それがすごいショックで。
 
別にアムウェイをやらなくても
私は仲良くしたいと思ってる。
 
それでメンバーみんな
やる気をなくしちゃって。
 
前わたるくんに紹介した時は
紹介した人みんなに感謝されたから
 
コツでもあるのかなって。」
 
意外と素直に
本音を言ってくれた。
 
みえさんのマーケティング
繋ぎ方は完璧だった。
 
完璧だからこそ
アムウェイ目的と
バレることで
それが一気に恐怖にかわる。
 
みえさんの人脈の質は本当に高い
 
高いからこそ
 
あ、これらの流れは
アムウェイのためにやってたことなの?
 
と悟られてしまう。
 
悟られてしまうのは
みえさんは悪くない。
 
アムウェイ側のクロージングの問題だった。
 
あ、私勧誘されてる、
 
そう思われてしまったら
もう手遅れだ。
 
なぜ不動産屋の社長の時はうまくいったのか?
 
それは相手から
聞きたい、会いたい
と思わせたからだ。
 
さらに社長の経験からのプレゼンのおかげだろう。
 
 
能力や知識が
高ければ高い人ほど
価値を感じてくれる
社長の優れたプレゼンだった。
 
僕の目的は
 
みえさん達にアムウェイをやめさせること
 
実業家Rの世界に行くために
協力をしてもらうことだった。
 
ただここで
お願いしたり
アムウェイを批判してしまうと
逆効果だ。
 
何とか
みえさんから
みえさんの意志で
僕の思惑に乗っかってほしかった。
 
わたる
「いえいえ
コツなんてないですよ。
 
みえさんの0からのマーケティングが素晴らしかったのと
後不動産屋の社長が本物だった
ということですよ。
 
みえさんは
最高の繋ぎをしてくれて
それからはこっち次第です。
 
みえさんは悪くありません。
 
アムウェイがどのような
説明会なのか分かりませんが
セミナーを見せるだけだと
人によっては離れていくと思います。
 
1人1人考え方が違う中で
 
それを集団で
同じ内容のものを見せてしまうと
人によっては
離れていくと思います。
 
みえさんは何も悪くないですよ。」
 
みえ
「アイドル活動しているみんなも
アムウェイやめたいって言って来て
私もすごい迷ってる。」
 
わたる
「逆になんで
そんなに能力があるのに
アムウェイなんですか?」
 
みえ
「別に理由はなくて
ただ初めてお金になったのが
アムウェイだったのと
他に知識がなかったから
 
でもわたるくんに
たった3人紹介しただけで
アムウェイの
10倍以上のお金が入ったから
 
その時から気持ちは複雑だよね。」
 
わたる
「僕はお金の大小より
ビジネスって
自分の環境に適さないと
難しいと思っています。
 
みえさんは日本で生活する
 
だったら
日本人の考え、悩み、価値観が
大事かなと思います。
 
そんな中でアムウェイは
会社は悪くありませんが
ネットでの評判が悪すぎです。
 
アムウェイをみんなでやめて
また一緒に仕掛けませんか?
 
今TikTok,YouTubeも取り入れて
その上の段階を目指しています。
 
みえさんがこんなマルチのような世界にいるのはもったいないですよ。」
 
みえ
「そうだね。
実はみんなでアムウェイやめようって話してたからさ。
またよろしくお願いします。」
 
わたる
「よろしくお願いします!」
 
握手を交わしながら
僕は見えてなかった世界が
ふと脳裏に浮かびあがり
 
今までなかった
パズルのピースが
うっすら映った。
 
それはかすかだが
かすかな可能性に
億という道がうっすら見えた瞬間だった。
 
 
 
【登場人物】
主人公
下永わたる
 
Cマニュアルを教えてる人
実業家R
 
実業家Rが尊敬する人
会長
 
アムウェイの人
みえさん