「わたるさん着きました。」
高級車で常に移動することで
全く歩かなくなり
昔のような健康的な体ではなかった。
高級車に乗って
チヤホヤされたい
そんな欲求はみじんもなかった。
ただ
高級車に乗ることで
集まる人の
嫉妬
尊敬
欲
思惑
これらが一気に
集まるきっかけとなり
仕掛けることができる
静かな海を
大きく荒らさせるきっかけ
ただ高級車に乗るだけで
そんな人間の心を
大きく揺さぶることができた。
あれから10年
今は売り上げの出ない
会社を買い
育てて大きくして売る
M&Aで何十億と資産を構築していた。
どんな会社も
周りの環境、人から
お金を稼ぐ
これから仕掛ける
環境
周りの人の心の中
それが分かりさえすれば
後は環境と人に対して
仕掛けるだけ
必ずどんな世界にも
欲求
がある
そんな欲求を
さらけ出させて
後は誘導するだけ
実業家Rのマニュアルを
完璧に覚えた僕にとって
うまくいかない会社を
一気に立て直すことは簡単だった。
お金を稼げば稼ぐほど
分かれば分かるほど、、
小学校のころ
僕は何に対しても
幸せだった。
毎週水曜日の給食はカレーだ
今日の夜のアニメ番組はスペシャルだ
学校帰り友達と缶蹴りをしながら帰る
この前買ったファミコンができる
今日の体育はドッチボ―ルだ
例え明日
嫌なことがあっても
今日楽しみがあれば
明日の嫌なことなんて忘れていた。
何に対しても
楽しくて仕方がない
未来の不安なんて全くない
無敵だった。
いつからだろう。
大人になるにつれて
嫌なことばかり気にして
今ある幸せを
感じれないでいる。
当たり前に過ごしている毎日が
実は本当の幸せだ
ということに気が付く
なんのためにお金を稼ぐのか
将来の不安?
お金を稼いでも
不安は消えない
むしろ裕福になればなるほど
不安は大きくなっていき
世の中の絶望に気が付く
大人になるにつれて
恐怖や絶望が大きくなり
希望が小さくなり
作られた道以外は歩かず
行動できなくなる
なぜそんな人間に
作られてしまうのか?
それに気が付くことで
僕は裕福になれたと同時に
超えられない一線を見てしまう。
結局大事なのは
小さかった頃の気持ちだ
ということに気が付く。
ある時喫茶店から
出ようとすると
一生懸命自己啓発本を読んでいる
20歳くらいの男性がいた。
わたる
「懐かしいな、
道を間違えないようにね。」
僕はボソッと声をかけ
そっと喫茶店を出た。
Cマニュアルを最後まで読んでいただきありがとうございました。
実際こんな優秀な
主人公はいません。
半分フィクションです。
私は習ったことをすべて失敗し
かなり遠回りしました。
最後は挫折してます。
なぜ挫折したのか?
それは人間という汚さを
知れば知るほど
コップ1杯の水を
きれいにしたまま
稼ぐことは困難だ
ということです。
水を汚して汚して
泥臭い生き方をしない限り
この厳しい競争には勝てません。
お金を稼ぐのは簡単
それに気が付いてしまうと
そんな簡単なことに
気が付かない人間が
9割以上ということに
喜びを感じてしまいます。
仕掛けられている人間を支配する
それに1歩出た時に
コップの水を汚すことになります。
もちろん犯罪は絶対ダメです。
でも世の中
綺麗ごとを言っている人間ほど
真っ黒ということに気が付きます。
綺麗な人ほど
生きにくい世の中で
何を優先して
幸せをつかむのか?
Cマニュアルを読むことによって
気が付いてもらえると幸いです。
やまぞえより。