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NO.2 初めての名刺交換
2022.01.31
異業種交流会はピンキリで
安いところは3000円
高いところは10000円。
 
とりあえず初めてだったので
3000円の所に参加しました。
 
名刺交換をしないといけないので
とりあえず
個人名
電話番号
住所
だけを記載して名刺を作り参加します。
 
受付で職業を聞かれましたが
今はアルバイトしか
していないとなると
入れない異業種交流会もあるそうです。
 
そこでまずは自分の看板となる武器を見つけないとなと改めて思いました。
 
職業欄にはとりあえずフリーランスと記載してもらい
異業種交流会が始まりました。
 
みんなが一斉に
動いて名刺交換する中
僕は一人で何をして良いか分からず立っていました。
 
そんな時ずっと座っている
派手なおばちゃんMと目が合います。
 
笑顔で返してくれたので
僕はすぐに名刺交換をしました。
 
仕事の内容を聞くと
コンサル業をしているとのことです。
 
M「今度私の家に遊びに来なさい」
 
そう言っておばちゃんは行ってしまいました。
 
その他も名刺交換をしました。
 
MLM
投資
保険
 
ほとんどが名刺交換というよりは
情報を伝えられて終わりです。
 
MLMに関しては今度説明会があるからと日程を決められて
 
投資に関しては50万のツールということでその場で断り
 
保険に関しては今度喫茶店で会う約束を
 
 
MLMに関しては先輩から
昔誘われたので抵抗もなく
とりあえず説明会で話す人が
いろいろな実業をやっているからと
興味を持ちました。
 
保険に関しても
何に入ったらよいのか興味もあり
会う約束を。
 
 
4人と名刺交換をして
初めての異業種交流会は終了しました。
 
特に何も収穫はありませんでしたが
何か新しい一歩を進んだ気がして
 
なにか寂しいような
不安な気持ちと期待が混じった
今までにない気持ちです。
 
 
いつも通り8時から18時アルバイトをして
夜は何をやって良いかわからないので
とりあえず自己啓発本を読み荒らす毎日
 
その中で自分の中で
何かお金の稼ぎ方が
分かった気がする経験を
まさかMLMから学ぶとは
思いませんでした。
 
 
一週間後のビジネストレーニングまでに
毎日メールでの
1日の報告
 
返信はありませんが
必ず成功者は見てくれてるからと
紹介者から必ずラインで
メール送信を催促されました。
 
 
そんな中
異業種交流会で知り合った
おばちゃんからラインが届きました。
 
今度うちでコンサル生と
座談会するから来ない?
 
という内容でした。
 
 
もちろん暇だったので
参加意思を伝え
それも成功者にメールで報告します。
 
すると
 
普段なら返ってこないメールですが
今回はなぜか返ってきました。
 
『行かないほうがいいです。詐欺が多いため1週間後のビジネストレーニングまで余計な情報は遮断したほうがいいです。』
 
とのこと。
 
ただ行くと言ってしまったし
どうせやることもないので
分かりましたと返信しつつも
行くことにしました。
 
当日、場所は六本木から歩いて
5分ほどのマンション。
 
 
到着するとおばちゃんと若い男女が1人ずつ
後は30代の男性1人の計4人が集まっていました。
 
話を聞くと
若い男女はおばちゃんのコンサル生
 
30代の男性は不動産業の方でした。
 
1人1人自己紹介をしていきますが
僕は人前で自己紹介などしたことがなく
緊張して住まいと名前しか言えません。
 
他の4人は慣れているのか
短く分かりやすく
自己紹介してくれました。
 
おばちゃんのコンサルは
営業のコンサルで
ただおばちゃん独自のコンサルというよりは
コンサル会社の教材を売る
販売員という感じでした。
 
ただ購入した人には
おばちゃんがその教材を
無償で自宅で教えているそうです。
 
おばちゃん「ほとんどの販売員は売ったらサポートしないけど、私は完全に覚えてもらうまでサポートしてるの」
 
天然というか憎めないおばちゃんでした。
 
男女のコンサル生も
そのおばちゃんとは仲良しで
よく来るそうです。
 
 
30代の不動産業の男性は
自分からは詳しくは
話しませんでしたが
 
おばちゃんのコンサル生ではなく
おばちゃんから不動産のお客を
紹介してもらっている関係だそうです。
 
名刺の渡し方や身だしなみなど
とてもしっかりしている方でした。
 
自分のよれよれのスーツや
恥ずかしい名刺など
空っぽの自分を
一瞬で見抜くような
 
そんなオーラです。
 
MLMで集まっていた人達とは違う
うまく伝えられないけど
それを上回る何かがあった気がします。
 
 
うまく話せない自分を
4人は質問をしてくれて
なんとか今までの経緯を
伝えることができました。
 
 
30代の男性
「なるほど。そこまでの経験で君が悟ったことをおしえてくれない?」
 
この質問が今思うと
これからの人生の方向性を
決めてくれたと思っています。
 
 
 
【この物語は
学歴もない
お金もない
そんな状態から
年商一億を超えるまでを
物語にしています。】