- ブログ -
NO.6 気付く人と気付かない人
2022.01.31
自称成功者との話も終わり
MLMの説明会への参加を
3日後にしてしまった僕は
 
まだこの当時
ある仕掛けには
気が付いていませんでした。
 
MLMは紹介を出さないと稼ぐことができない
 
それは昔先輩に勧誘されて知っていた。
 
でもなぜかこの時は
妙な自信がありました。
 
多分ここで
気が付く人
気が付かない人
に分かれるんだなと思います。
 
この時気が付いてはいなかったけれど
本能的に分かっていたと思います。
 
話しているときには
気が付かなかったけど
 
自分の気持ちの変化を
客観的に見ることができました。
 
それを逆算することで
 
なるほど、、と。
 
 
これをもっと深く知りたい
これをもっと追及することが
成功への近道ではないのか?
 
 
3日という時間は冷静に考えるには充分な期間でした。
 
 
20時に説明会だから!
成功者のありがたいお話だから!
絶対に10分前には会場に入ってて!
 
紹介してくれた人の行動で
それは確信へと変わりました。
 
僕はあえて
 
10分遅れて
 
会場に入りました。
 

 

いつも通り8時から18時アルバイトをして
夜は何をやって良いかわからないので
とりあえず自己啓発本を読み荒らす毎日
 
その中で自分の中で
何かお金の稼ぎ方が
分かった気がする経験を
まさかMLMから学ぶとは
思いませんでした。
 
 
一週間後のビジネストレーニングまでに
毎日メールでの
1日の報告
 
返信はありませんが
必ず成功者は見てくれてるからと
紹介者から必ずラインで
メール送信を催促されました。
 
 
そんな中
異業種交流会で知り合った
おばちゃんからラインが届きました。
 
今度うちでコンサル生と
座談会するから来ない?
 
という内容でした。
 
 
もちろん暇だったので
参加意思を伝え
それも成功者にメールで報告します。
 
すると
 
普段なら返ってこないメールですが
今回はなぜか返ってきました。
 
『行かないほうがいいです。詐欺が多いため1週間後のビジネストレーニングまで余計な情報は遮断したほうがいいです。』
 
とのこと。
 
ただ行くと言ってしまったし
どうせやることもないので
分かりましたと返信しつつも
行くことにしました。
 
当日、場所は六本木から歩いて
5分ほどのマンション。
 
 
到着するとおばちゃんと若い男女が1人ずつ
後は30代の男性1人の計4人が集まっていました。
 
話を聞くと
若い男女はおばちゃんのコンサル生
 
30代の男性は不動産業の方でした。
 
1人1人自己紹介をしていきますが
僕は人前で自己紹介などしたことがなく
緊張して住まいと名前しか言えません。
 
他の4人は慣れているのか
短く分かりやすく
自己紹介してくれました。
 
おばちゃんのコンサルは
営業のコンサルで
ただおばちゃん独自のコンサルというよりは
コンサル会社の教材を売る
販売員という感じでした。
 
ただ購入した人には
おばちゃんがその教材を
無償で自宅で教えているそうです。
 
おばちゃん「ほとんどの販売員は売ったらサポートしないけど、私は完全に覚えてもらうまでサポートしてるの」
 
天然というか憎めないおばちゃんでした。
 
男女のコンサル生も
そのおばちゃんとは仲良しで
よく来るそうです。
 
 
30代の不動産業の男性は
自分からは詳しくは
話しませんでしたが
 
おばちゃんのコンサル生ではなく
おばちゃんから不動産のお客を
紹介してもらっている関係だそうです。
 
名刺の渡し方や身だしなみなど
とてもしっかりしている方でした。
 
自分のよれよれのスーツや
恥ずかしい名刺など
空っぽの自分を
一瞬で見抜くような
 
そんなオーラです。
 
MLMで集まっていた人達とは違う
うまく伝えられないけど
それを上回る何かがあった気がします。
 
 
うまく話せない自分を
4人は質問をしてくれて
なんとか今までの経緯を
伝えることができました。
 
 
30代の男性
「なるほど。そこまでの経験で君が悟ったことをおしえてくれない?」
 
この質問が今思うと
これからの人生の方向性を
決めてくれたと思っています。
 
 
 
【この物語は
学歴もない
お金もない
そんな状態から
年商一億を超えるまでを
物語にしています。】
 
 
【登場人物】
 
主人公
下永わたる